風呂敷は今日も活躍している

昨年の3月。ついに風呂敷を手に入れることができた。あれは多分、名古屋のいきつけの雑貨屋さんだったと思う。南部鉄瓶と手ぬぐい売り場の隅にあった。鮮やかな山吹色に、白い花の模様が染められた明るい風呂敷だった。私はすぐに一目ぼれし、購入した。

4月、花見の時期にその風呂敷はデビューした。私と夫と息子の3人分のお弁当を詰めたお重を包んで、近所の公園に運ぶという大役を果たしたのだ。息子は初めての花見、初めての弁当に喜んだ。それから1年半。

あるときは実家へのおみやげを包み、あるときは息子の着替えとオムツセットを包み、またあるときは忘れてしまったエコバックの代わりに商品を包み。風呂敷は今日も活躍している。

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